2018年6月16日開催
「新志塾」東京第十二期1日目
2018年6月16日(土)『新志塾』東京第12期が開講いたしました。
今回は、北は岩手県、南は福岡県の経営者・管理職の方にお集まりいただきました。
中には新塾長の著書『経営の教科書』を擦り切れるほど何度も読んだという受講生もいらっしゃいました。
1日目の前半のテーマは「経営と理念」です。
冒頭には新塾長より「Speak Out」と、学びを実行・継続することの重要性について共有がありました。
午前中は、フローチャートを用いて勝ち残る企業を作るための「原理原則」について学びました。中でも「業績」を上げるためには「Value for Money」が重要である、という内容について受講生も大いに納得しており、価格の高低ではなく価値に見合った価格であるかなど、受講生各々の会社の商品・サービスについて見直しを行いました。
また、フローチャートの先頭に位置する「経営者品質」の重要性について、新塾長は“魚は頭から腐る(ロシアの諺)”という言葉を引用し、経営者としてフローチャートを回していくためには経営者品質を磨くことが重要であると説明しました。日頃から経営者品質の重要性を痛感している受講生もおり、大きな学びを得られたようです。
昼食を挟んで、経営理念についても深掘りし、理念作成のプロセスや理念が企業にもたらすメリットなどを学びました。
後半のテーマは、「目標と戦略」です。
正しい目標設定を「SMART目標」とし、目標設定の理想的なプロセスや確認周期などを具体的に学びました。ここで受講生から「目標は会社用と銀行用など複数存在してもよいのか、あるいは一つに統一すべきなのか」という質問が挙がりました。新塾長は「綺麗事かもしれないが、目標を複数持つということは誰かを騙しているということ。そのため目標は一つに統一すべきである」と返答しました。これまでの実務経験があるからこその真っ直ぐな言葉に受講生も深く頷いていました。
講義終了後は懇親会を行い、新志塾12期生として共に学び合う仲間や新塾長との交流を深めました。講義の感想や講義中に聞けなかった質問などが飛び交い、大盛況のうちに閉会となりました。
2日目の講義は7月21日(土)、「リーダーシップと人材育成」がテーマです。
今回の学びを実践した受講生の報告を楽しみにしております。