2018年12月8日開催
「新志塾」東京第13期2日目
2018年12月8日(土)、東京 恵比寿にて『新志塾』第13期2日目の講義を行いました。
2日目は、前回の続きである「戦略・戦術」から講義をスタートしました。新塾長は、リーダーに必要な能力の一つとして“方向性”を示す力をあげています。方向性とは、経営理念+目標+戦略+戦術であり、今回は戦略と戦術について学びを深めました。
「戦略と戦術はどちらが重要であるか?」という受講生の質問に対しては、「戦術の不足を戦略で補うことはできるが、戦略の不足を戦術で補うことはできない」と新塾長より回答があり、経営理念との整合性がある“生きた戦略”を立てられているかで目標達成の成否が分かれると受講生も多いに納得をしていました。
午前中の講義の後1時間のお昼休憩をはさみ、午後はいよいよ『新志塾』の山場である“人財育成とリーダーシップ”の講義へと移りました。
「人財育成」のパートでは、新塾長が提唱する“ジンザイの4つの型”について説明し、組織におけるそれぞれジンザイの割合やどのようにして“人財”へ育てあげたらよいか、仕事の任せ方について伝えました。そして、社員を人財へと育てあげるためには、まず自分自身が“人財”にならなければならないことを強調し、リーダーシップ能力の具体的な内容について講義を行いました。
講義が一通り終了したあとは、これまでの講義の復習も兼ねて
「我々に求められるリーダーシップとは何か?」
「それをいかに開発し、発揮するか?」
というテーマで、グループごとにディスカッションの時間を設けました。
インプットした内容をもとに自分自身を顧みて、今後どのように改善していけばよいかということを声に出して話し合うことで受講生も自身の課題について再認識し、考えがまとめられたようでした。
講義終了後には修了式を行い、受講生一人ひとりへ修了証書の授与と受講生から2日間の感想を共有していただき、
「現在50年超の会社を2代目として経営していますが、100年続かせるための原理原則を学ぶことができました。中でも理念の見直しは5年に1回という教えが大きかったです。これまでは自分一人で理念を考えて押し付けていましたが、先月はじめて社員を交えて理念の見直しを行いました。また社風についても社員とコミュニケーションをとり、ともに作り上げていきたいと思います。」
「新先生のお話を聴いて、“人生は思ったとおりになる”ということが胸に刺さり、自分の人生に対してしっかりとマネジメントをしていかないといけないと感じました。今回学んだ内容を噛み砕いて理解をして今後の自分の人生に役立てていきたいです。」
などの発表をいただきました。